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FEFF8 マニュアル (日本語版) β版 

The FEFF Project 著

XAFS 研究会 訳 太田俊明 監修

Ver.8.20 J 11 Jan, 2006

監修にあたって

XAFS は局所的な原子構造,電子構造,更には磁性の研究に幅広く用いられているが,その解析にあ たって,標準化合物が無い場合,非経験的な理論計算の助けが必要になる.

これまでにもいろいろな理論計算が用いられてきているが,その中で最も使いやすく,信頼できる方法 がワシントン大学のJ. Rehr 教授のグループが開発したFEFF プログラムである.これまでに改良に改良を 重ねて,今では標準化合物が無くても十分解析が可能になってきた.また,いろいろなモデル計算との比 較から,実験で得られたXAFS スペクトルに何がどのように寄与しているか,という深い理解も得ることがで きる.したがって,XAFS 解析をする研究者のほとんどがFEFF プログラムを用いた解析を行っているのが 現状である.

それでは,FEFF プログラムをどのように使いこなすのか.Rehr 教授たちが丁寧なプログラム利用のマニ ュアルを作成している.しかし,一般にマニュアルというものは読んでも面白くないし,読みづらいものであ る.まして,それが英語で特殊な用語が使われていれば尚更である.そこで,このバリアを少しでも下げる には日本語の翻訳が必要になる.2002 年ごろ,私が暇を見つけて少しずつマニュアルを翻訳し,ある程 度形が出来上がるところまで進めていたものの,それをブラッシュアップする時間も無くそのままに埋もら せていた.その翌年,当時XAFS 研究会で講習会を担当しておられた田口武慶氏 ((株)リガク) から講 習会用に是非使わせて欲しいと請われ,生原稿をそのままお渡ししてから,ブラッシュアップが始まった. 田口氏のご尽力で未翻訳の部分も完成し,同時に,XAFS の専門家である朝倉清高氏 (北大触媒センタ ー),野村昌治氏 (KEK-PF),藤川高志氏 (千葉大院理),宇留賀 朋哉,谷田 肇氏 (JASRI) をはじ めとする多くの方々のチェックを受け,ようやく完成にまでこぎつけたのがこの翻訳である.中でも,不完全 な状態から完全な状態にまで持っていくには丁寧なチェックと,完成させようとする不断の熱意が不可欠 である.田口氏の後を引き継いでその任にあたられた鈴木あかね氏 (KEK-PF) のご尽力にも高い敬意 を払いたい.

この翻訳書を読むことで,XAFS 研究者がFEFF プログラムを活用し,XAFS 解析に役立て,さらに理論 計算を通してXAFS の理解を深めることができれば幸いである.

2006.1.11 太田 俊明

訳者および校閲者一覧

  • 東京大学大学院理学系研究科
    • 太田俊明
  • 北海道大学触媒センター
    • 朝倉清高
  • (株)リガク
    • 田口武慶
  • 高エネルギー加速器研究機構
    • 野村昌治
    • 鈴木あかね
  • 高輝度光科学研究センター
    • 宇留賀朋哉
    • 谷田肇
    • 河合寿秀
  • 千葉大学大学院自然科学研究科 藤川高志
    • 荒井礼子
    • 岡本佳子
    • 金子拓真
    • 篠塚寛志
    • 伊藤綱太
    • 大南賢亮
    • 嶋崎優絵
    • 高橋裕一

順不同

要約

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